嫌われ者は嫌われハードルが低いのだ

いやぁ〜、嫌で嫌で憂鬱でしかなかった仕事も終わり、今は平凡で穏やかな仕事ライフを送っております。

何が嫌だったかって、嫌な人と仕事をしなければいけなかったのです。

嫌な人っていうか、私は挨拶する程度でそれほど親交がない人。だからそれ程嫌とかではなかったんだけど、その人、会社で結構嫌われてる。

まぁ、仕事ができるタイプの人でギャーギャーうるさいからみんな関わらないようにしてて。そーするとさらに調子にのってくるわけ。

自分の先輩をも馬鹿にしたりして。

仕事ができるんなら、まぁそれもしょうがないっちゃあしょうかない。

ただね、かなりの気分屋らしいんですよ。そのほかもそりゃあダメでしょ、あなた。って事がたくさんあるらしい。その都度色んな人から話は聞くんだけど、大して興味もなかったから流してた。

でも、いざ私がその人と仕事をしなきゃいけないとなると、訳が違います。人見知りだから最初のうちは関わらず適度に距離をあけて対応できるタイプの私でも、始まる前から憂鬱で仕方なかった。

極力存在を消して、陽炎のように凌ごう•••

って硬く心に誓って仕事に挑みます。

そしていい感じに世間話なんてしながら和気あいあいと時はすぎ•••

なんだ、別に普通じゃん。なんて思った矢先

「何型ですか？」って聞いてきた。

「A型です」と答えると

「えー、そーなんだぁー。おっとりしてそうだからＯ型だと思ったぁ〜。良かった。私、Ｏ型の人とは合わないんですよね」だって。

「えー、私かなりセカセカしてますよ。ふっ」

呆れすぎて鼻で笑ってやりました。

何をいきなり合わない発言してくるわけ？馬鹿じゃねーの。仕事なんだから表面だけでも普通にしてりゃいいのに。仕事もかなり暇だったから、それでイラつくこともなかったはず。

そんなんだから嫌われるんだよ、ブースっ！って心の中で呟いてしまいました。

なんかね、こんなことどーでもいいし大したことじゃないんだけど、この人に対してこの一言で凄く嫌いになりました。

たぶん、他の多くの人がこの人のことを嫌ってるって聞いてたから、この人に対する嫌いになるハードルがかなり低くなってるんだと思うの。この人は嫌ってもいい人だって。

同じ事をみんなから好かれてる人に言われたら、嫌いになるんじゃなくて悲しくなるんだと思うし。

それか、やっぱ多くの人から嫌われてるってことは、彼女が発する一言一言に嫌味が見え隠れしているのかもしれない。

もぅしばらく会うことないからどーでもいいんだけど、

「どーだった？彼女•••」って聞かれて

「あ〜、あいつ？別に。どーでもいい•••」

って思わず言ってしまった一言で、私の気持ちがハッキリと周りのみんなに伝わったようです。