コロナによる自粛があけ、普通に働いているのにこの不景気のせいか、お金がないのです。
先月の手取り11万円。過去最悪です。
それでも生きていかなければいけないので、持っている物を売ることにしました。
前にブランディアで査定してもらって800円と言われて売らなかったバッグと、何処にしまい込んだかも忘れていたルイ・ヴィトンの財布。
自粛期間に大掃除をしていたら出てきたのです。
このルイ・ヴィトンの財布、かなりいわくつきなのです。
メルカリじゃなくてYahoo!オークション
昔、といっても15・6年前のこと。
当時はメルカリなんかなくて、Yahoo!オークションが流行っていました。
若かった私はあれやこれやと買い物しては飽きたらすぐに売る。
を繰り返していました。
そこで、韓国のロッテ免税店で購入したルイヴィトンの財布もネットオークションに出すことに。
当時37000円位で落札。
もちろんキャンセル不可で発送。
それからたぶん1~2週間後だったか(あいまい)に落札者から電話。
「あの財布、ボタンが緩んでたので直営店に持っていったら偽物と言われたんですけど。」
↑この言葉は15.6年経った今でも覚えている。
電話での言い方も。
突然のことでビックリ。
当時は(今もそうなのかもしれないけど)海外の免税店で購入したものは、その場ではもらえなくて、帰りの空港で受け取る手はずとなっていた。
偽物と言われ、疑うことを知らなかった私は、焦って謝ってすぐに着払いで送り返してもらうことに。
到着するまでにネットで色々検索してみたら、
「海外の免税で購入したものは、受け取りまでの間に偽物と替えられる。」
とか、空港関連で問題が多発。
と言う今思えば疑わしい情報が山ほど出ていた。
それからすぐに送り返され、この時点でも、
「韓国に騙された!やられた!」
と思い、その財布は見ることも嫌になっていた。
(その時に自分で何かしらの方法で調べていればよかった・・・。)
コロナ自粛がきっかけです。
それから15.6年経った今年、このヴィトンの財布の事すら忘れていたのですが、この新型コロナウィルスで2カ月の自粛生活を余儀なくされ、時間を持て余した私は、部屋の大掃除をすることに。
そこで出てきたのが、あの忌まわしい思い出の偽物ルイヴィトンの財布。
買い取りの仕事をしている知り合いがいたので、その知り合いに15.6年前の出来事を話しながら、この偽物ルイヴィトンの財布を見せてみた。
「言われてみれば軽い。」
とか散々言われて、その人もパッと見ただけではわからないとのことで、後日その人の店に持って行ってみた。(その時点でも私は偽物と疑っておらず、なんなら店の人が間違えて数百円でもいいから買い取ってくれないだろうか。と思っていた。)
知り合いとは違う人が担当してくれたのですが、ルイヴィトンの場合は、ロゴなどで真贋してくれるアプリのようなもの(?)があるらしく、まずそれで確認。
まさかのバッチリ本物。
「まぁじぃでぇ!!!」
と驚く私に
「シリアル番号もちゃんとついてますし。」
なにぃ~!ここでテンション上がる私。
で、買取価格はなんと18000円!!!
はぁ~、マジで!びっくり!!!
騙されてた!!!
捨てようと思って、存在すら忘れてた財布がまさかの18000円になって、喜んだのも束の間、
「やられたっ!」
怒りが沸々と湧いてきた。
当時Yahoo!オークションで34000円位で落札されたんだけど、きっと落札した人はキャンセルしたかったんだと思います。
でもキャンセル不可にしてたし、こういう嘘をついて送り返してきたんでしょう。
いい方に考えれば、この時偽物と替えて送り返されたりしなかっただけ、まだ良かった。
いやいや、良くないし。
つーか、その送り返された送料も、私が払ってるし。
やっぱりこれって詐欺だよ。考えれば考えるほど腹が立つー!!!
今ネットで調べてみると、
海外の免税店で購入したものは空港渡しになっていて、偽物とすり替えることは無理。
とか、当時とは違うことがたくさん出ている。
今落ち着いて考えればそりゃそーですよね。
空港やホテルの免税店でそんなことしたら、国の問題になるし。
って考えると、疑うことを知らなかった私の問題なのか・・・。
その時に誰かに相談してたらまた違ったのか・・・。
でもその時は、偽物つかまされた!なんて恥ずかしくて誰にも言えなかったんですよ。
(今ではネタとしていろんな人に言ってますけど。)
今もメルカリとか色々流行ってますけど、いろんな人がいるのでご注意を!
コメント